投資に興味はある。
将来の不安も感じている。
それでも、「投資に回すお金がない」そう感じている人は多いと思います。
お金が残らない原因が、支出にあるケースは少なくありません。
それ自体は、仕方のないことです。
学校でお金の教育を受ける機会はほとんどなく、
これまで日本社会では、お金の話がタブー視されてきました。
家庭で、お金の使い方や考え方についてきちんと話して育った人は多くないでしょう。
その結果、お金はあるだけ使い、残らないという状態になりやすいのです。
支出は「今使う」か「未来に送る」か
支出とは、今使うか、未来に送るか、その選択です。
投資は、未来にお金を送る方法のひとつ。
一方で、経験・学び・趣味などは、今使うお金です。
どちらが正しい、という話ではありません。
お金は有限で、使い方しだいで満足度も、人生も変えます。
今と未来、どちらも楽しむために
未来のために使うお金は必要です。
ですが、未来に送り続ければ、今できる楽しみは減るでしょう。
若いからこそできること、体力があるからこそできる経験があります。
今使うからこそ価値のあるお金は、確かにあります。
一方で、今だけを優先すれば、働き続けなければ生活を維持できません。
働きたくても働けなくなる事態は、突然訪れます。
だからこそ、今使うお金と、未来に送るお金のバランスが大切です。
そのバランスは人それぞれで、時間や経験とともに、変わっていくものでもあります。
最初にやるべきは「支出の把握」
お金を残すために、現状を正確に知る必要があります。
まずは、特別費も含め、支出を書き出します。
支出を書き出す(特別費も含める)
最初に、毎月の支出を書き出します。
毎月の支出の例
- 家賃・住宅ローン
- 食費
- 光熱費
- 通信費
- 保険料
- サブスク
- 日用品
- 車の維持費
- カーローン
これらはいわゆる固定費で、毎月必ず発生する支出です。
光熱費や日用品は、年平均や多い月を基準にしましょう。
次に、必ずかかるが、金額が読みにくい支出を考えます。
特別費の例
- 車検・車の修理代
- 家電の買い替え(冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど)
- 冠婚葬祭費
- 医療費
- 引っ越し関連費用
特別費は、削ることができません。
しかも、一度に大きな金額が必要になるため、準備していないと家計は簡単に赤字になります。
そのため、毎月支出としてカウントし、貯めるという考え方が必要です。
特別費の考え方(例)
- 車検:
2年に1回12万円かかるなら12万円 ÷ 24か月 = 月5,000円 - 医療費・家電買い替え・冠婚葬祭費など:
前年に使った金額を12か月で割り、月の支出として計上します。
こうして、突然の出費を想定内の支出とすることが重要です。
支出を評価する
支出を書き出したら、次にやるのは評価です。
基準はひとつ。
その金額を払う価値があるか、生活の質を上げているか。
価値を感じている支出を、無理に削ってはいけません。
満足度の低い支出を見直す
一方で、
- 価格ほどの価値を感じない
- 他の方法でも代用できそう
- 惰性で続けている
そう感じる支出があれば、思い切ってやめてみましょう。
満足度の低い支出を見直すことで、生活の質を落とさずにお金が残る家計に変わっていきます。
家計を黒字にする
最後に、必ず確認しておくことがあります。
家計の収支が黒字になっていることです。
実際に支出を書き出してみると、多くの人は「思っていたより支出が多い」と感じます。
もし赤字になっている場合は、支出をもう一度見直しましょう。
この状態では、投資を考える状況にありません。
次にやること
家計が黒字になったからといって、「すぐに全額投資しよう」とはなりません。
突然の怪我や病気、急なリストラなどが起きても、
生活を維持できる備えのあることが、投資を続け、成功させるための前提になるからです。
次に必要なのは、生活費の6か月〜2年分を、現金で用意しておくことです。
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生活防衛資金とは?投資を始める前に必ず用意しておくべき理由

まとめ
- お金が残らない原因が支出にある人は多い
- 支出は、今に使うか未来に送るかの配分
- 若い今だからこそ使う価値のあるお金もある
- 最初にやるのは、支出の把握
- 特別費は毎月の支出として計上する
- 黒字であることが絶対条件
投資は、黒字家計の上にしか成り立ちません。
正しい方法で行うこと。
その行動が自由をつくる。
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