以前、現金を150万円確保していた時期がありました。
それが自分には適正だと思っていたからです。
しかし実際に投資を続けるうちに、自分はもう少しリスクを取れると判断しました。
現金を100万円に減らし、超過分を投信の買い付けに回しています。
思っているほど、人のリスク許容度は大きくありません。
まず投資を体験してみて、自分の感覚を確かめる。
それが正しい順番です。
支出を把握し、家計を黒字にし、生活防衛資金も用意できた。
ここまで来た人が次に考えるのが「余ったお金で、どれくらい投資に回すか」です。
投資は「主役」にしないほうがうまくいく
投資は、あなたの人生の主役ではありません。
脇役であるほうがいい。
仕組みに任せて放っておけば、勝手に育ってくれる。
それがベストな投資の状態です。
逆に、相場が気になって何度も口座を開くようになると、人生に投資が介入されています。
お金を増やすために始めた投資が、時間と気持ちの余裕を奪う。
それは、自由をつくる投資とは真逆の状態です。
なぜ「いきなり全額投資」がうまくいかないのか
投資を始めたばかりの頃は、どうしても値動きが気になります。
空き時間に増減をチェックして、上がって嬉しい、下がってドキドキ、またすぐ口座を開く。
問題なのは、上がったか下がったかではなく、見てしまうこと自体です。
今すぐ使うお金ではないのに、増減を追いかけてしまう。
これは投資に時間を使っている状態であり、自由から遠ざかっています。
上がっても気になる、下がると「売るべきか」とストレスがかかる。
長期投資に最も不向きな心理状態です。
先につくるべきは「見なくて済む状態」
投資で本当に大切なのは、いつ買うかよりも前に、相場を見なくても平気な状態をつくれるかです。
増減を見なければ、不安も興奮も生まれません。
あなたは自分の生活や、自分の望む人生に集中できる。
お金は裏で黙って働いてくれる。
これが「自由をつくる投資」の状態です。
では、どれくらいから始めるのがいいのか
個人的な見解ですが、目安として余剰資金の3〜4割、もしくは1万円程度から少額で始めるのがちょうどいいと感じます。
始めたばかりは金額に関わらず気になるものです。
だからこそ「少ないかな」と思うくらいの金額から始めることが大切です。
1週間、2週間、口座を開かずに過ごせたら、そのときに少しずつ金額を増やしていく。
リスク許容度は、頭で考えてもわかりません。
実際に投資して、値動きを経験してみて初めてわかります。
最初は少なめに始めて、気にならないと感じたら徐々に増やしていくのが結果として近道です。
投資に回す割合に、一律の正解はない
大切なのは「気にせず持ち続けられるかどうか」です。
その状態になったら、そこから徐々に金額を増やしていく。
それがお金を増やしながら、同時に自由をつくるためのいちばん現実的なやり方です。
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次に考えるのは、そのお金で何を買うかです。銘柄選びで迷う必要はありません。
買う銘柄は、オルカンでいい



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