米国集中投資をしていた頃、下落を抑えたくてVIGをかなり検討しました。
下落耐性が高く、増配株の集まりだから将来的な増配も期待できる。
魅力的な選択肢でした。
しかしVIGは配当も目的の1つとなるでしょう。
配当が目的でもあるなら売れない。
売れないなら値上がりも期待するETFを活かしきれない。
そうやってグルグル考えているうちに気が付きました。
リスク資産をいくら組み合わせても、下落からは逃げられない。下落を嫌う分は現金で持つべきだと。
答えはシンプルでした。
「リスク資産の分散で下落を抑える」という誤解
株式を組み合わせて複雑にしたところで、暴落では大きく下落します。
「リスク資産の分散で下落を抑えられる」という認識でいると、下落を経験するごとに分散先を探すことになるでしょう。
それは思考リソースを無駄に使っています。
仮に暴落で下落を抑えられる株式分散があったとしても、それは上昇の弱いポートフォリオになっているはずです。
株式は下落を受け入れて上昇を拾っていくもの。
下落への備えは現金で対処する。
この考え方ができると、インデックス投資が一気に楽になります。
楽でありながら、それが正解です。
人生の時間を最大化しつつリターンを得る方法だと考えています。
日常的にログインしない額が正しい投資額
暴落は想像以上に平常心ではいられないと言われます。
日常的に証券口座にログインする必要がない、気にならない額を投資に充てることが正解です。
価格の上下が気になって証券口座を開くようなら、投資に充てすぎています。
現金をもっと増やしましょう、大切なのは買った株式を持ち続けることです。
複雑にしても成績は良くならない
複雑にしたからといって成績が良くなるわけではありません。
多くの場合オルカンと現金に大きく勝つことは難しいでしょう。
さらに複雑なポートフォリオは取り崩しも複雑になります。
機械的に取り崩せれば投資に割く時間は必要ない。
シンプルであることは、資産形成期だけでなく取り崩し期にも効いてきます。
オルカンと現金で95点を維持し続ける
100点の組み合わせを探して時間を使うより、オルカンと現金で95点を維持し続ける方が思い出が増えると考えています。
銘柄選びという迷いがなくなり買い続けるだけになる。
取り崩しも機械的にできる。
その分の時間と思考を、自分のやりたいことに充てることができます。
買い付け後は相場と距離を取り、持ち続ける。
その習慣が自由をつくる。
あわせて読みたい
▶︎ 分散で迷うのはもう終わり

▶︎ なぜオルカンが最適なのか


コメント