高配当株を持っていた頃、昼休みにYahooファイナンスを開き、土日は銘柄分析に費やしていました。
運用成績は悪くなかったものの、投資を忘れることはありませんでした。
インデックス一本に切り替えてから、証券口座をほとんど見なくなりました。
投資は「主役」にしてはいけない
投資の目的は、お金を増やして選択肢を広げることです。
しかし「投資そのものを楽しみたい」という方はどちらかと言えば少数派でしょう。
毎日株価をチェックして、銘柄を調べて、相場に一喜一憂する。
それは多くの人が望む投資の形ではありません。
自由をつくるために始めた投資が、時間と気持ちを奪っていては本末転倒です。
仕組みに任せて放っておけば、勝手に育ってくれる。
投資は脇役、それが多くの人が望むであろう投資のベストな形です。
オルカン一本が「忘れられる」理由
オルカンを選んだ時点で、銘柄選びという作業は終わりです。
時価総額加重で世界中の企業を自動で保有する。
どの国が伸びても、どの企業が成長しても、自動で反映される。
世界経済が成長し続ける限り、オルカンは成長します。
個人が「次はどこが上がるか」を考える必要がありません。
やることはただ一つ。
自分で決めたルールを守り続けることです。
投資を忘れるために必要な現金
どれだけシンプルな銘柄を選んでも、現金が無ければ相場を気にせざるを得ません。
生活費が相場に左右されるからです。
投資を忘れられるかどうかは、銘柄の組み合わせではなく、現金をどれだけ持つかで決まります。
生活に支障がないだけの現金があれば、相場が荒れても生活が脅かされることがなく、口座を開く必要がありません。
株式をどう組み合わせても、下落リスクはゼロになりません。
だからこそ下落しない無リスク資産の現金が必要です。
現金があるから生活が脅かされることはなく、投資を忘れていられます。
相場が騒がしかった数週間、1度もログインしなかった
2026年3月、中東情勢を背景に相場が下落しました。
連日ニュースが騒がしかったものの、証券口座にログインすることはありませんでした。
その間、何を考えていたか
SNSでは「暴落」や「NISA損切り」などが話題になっていたのではないでしょうか。
しかし自分自身は特に何も考えていませんでした。
リスク許容度とルールを守り、投資を続けてきた結果、短期の値動きは気にならなくなりました。
「今必要な金じゃない」「できることもない」
いつも通り仕事して、いつも通り寝る、いつも通りの生活を続けていました。
いつも通りの生活だから、これといった強い印象はありません。
ログインしたのは別の理由だった
数週間後、クレジットカードの利用ポイントが付与されました。
ルールとして「余剰資金はタイミングを見ず即市場に投入する」としています。
付与されたポイントはすぐにオルカンの買い付けに充てます。
リターンの最大化を目的に、市場に晒す時間を最長にするためのルールです。
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久しぶりに見たら、いつも通りだった
数週間ぶりにログインしたら、資産額は過去最高水準近くにありました。
SNSが騒がしかったのは感じていたため、資産推移を確認しました。
SBI証券では1週間ごとの資産推移が記録されています。
見てみると、下がった後に上がっている、普通どおりの市場の動きでした。
毎日見るから大きな出来事に感じますが、後から見ればよくある市場の動きです。
何もしなかった結果、感情が揺さぶられることなく、資産も順調に育っていました。
投資を忘れた時間で、何をするか
アレやコレやと銘柄を検討していた時間は一切なくなります。
その時間を仕事に使うか、趣味に使うか、家族との時間に使うか。
それは自分で決められます。
投資が生み出すのはお金だけではありません。
自由に使える時間も生み出します。
正しい方法で行うこと。
その習慣が自由をつくる。
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