「神様でも勝てない」時間の力

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投資において最も強力な武器は複利です。
複利を活かすために重要になのは、タイミングではなく時間です。

どれだけ優秀な投資家でも、相場の底を完璧に当て続けることはできません。
しかし、市場に長く居続けることは才能や努力に関係なく誰にでもできることです。

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神様でも積立投資家に勝てない理由

『Just Keep Buying』という著書にこんな検証があります。

1920年から1980年の40年間、2人の投資家が比較されています。

普通の人は毎月決まった日に、相場の上下に関わらず一定額を買い続けます。
神は2つの史上最高値の間の底値を完璧に把握できる。
その底が来るまで現金を貯め込み、底で全額買い付けます。

結果は40年間のうち7割以上の確率で、普通の人が神に勝ちました。

理由はシンプルで、市場の上昇スピードが暴落の下げ幅を上回るからです。
神様が底を待っている間も、市場は上昇し続けます。
ようやく底で買えたとしても、数年前に普通の人が買い始めた価格より高いことがほとんどです。

悩んでいる間に時間が失われていく

相場が上がるか下がるかを悩んでいる間、買っていれば得られたはずの複利効果が得られません。

今の株価が未来から見れば安値である可能性が高い。
これはインデックス投資の前提です。

市場の動きもまた読めない。
であれば今すぐ市場に入り、1日でも長く居続けることが合理的です。

タイミングを計る行為は、そのまま運用期間を失うことになります。
すなわち、投資において最も強力な武器である複利を活かす機会を失うことになるのです。

時間を味方にするためにやること

投資の武器である複利の力を最大限に活かすには、市場に晒す時間を最長にすることです。
市場に晒す時間を最長にするための方法は2つです。
早く始める、売らない。

売らないためには、相場が荒れても口座を開かないことです。
2026年3月に相場が騒がしかった数週間、私は証券口座に1度もログインしませんでした。

ポイント買い付けのために久しぶりに証券口座へログインすると資産は過去最高水準近くにありました。
「NISA損切り」や「今回だけは違う」など、売却していれば今回の上昇を受けることはできませんでした。

時間が資産を育てます。
その邪魔をしないことが、個人投資家にできる最大の貢献です。

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