2025年に純金融資産5,000万円に到達しました。
この金額を目指して資産形成をしてきたわけではないため、到達したことで変わったことはありません。
しかし振り返れば、資産の増える過程で選べることが増えていました。
「小金持ち山」とは
両学長のリベ大では、純金融資産5,000万円を「小金持ち山」と呼んでいます。
野村総合研究所の金融資産ピラミッドで「準富裕層」と呼ばれる水準です。
私は1989年生まれの会社員ですが、登頂できました。
お金の規律を持ち、投資してきた結果ではありますが、相続や事業を当てたというような特別なことはありません。
登頂の瞬間に変わるものは何もない
登頂して手に入るのは、「資産5,000万円を超えた」という事実だけです。
生活に大きな変化はありません。
同じ家に住み、同じ仕事をして、同じものを食べています。
しかし、資産が増える過程で人生は大きく変化しています。
登っている間ずっと選べることは増えていく
5,000万円がどれくらいの金額かは、毎年いくら取り崩せるかで考えるとわかりやすくなります。
年3%なら150万円、年4%なら200万円です。
20%の下落があっても、年3%の取り崩しで月10万円が生み出されます。
会社員を続けながら、この金額が毎月上乗せされると考えれば小さくない金額です。
しかも給料が10万円増えるのとは手残りが違います。
給料は増えた分に税と社会保険料がかかりますが、取り崩しで課税されるのは利益の部分だけです。
過程で人生が変わると書いたのは、この計算が途中の金額でも成り立つからです。
同じ条件なら、1,000万円で月2万円、3,000万円で月6万円。
山頂に着いた瞬間に何かが起きるのではなく、登っている間ずっと、選べることが増えていきます。
正しい道を進めば誰でも登頂できる山
ではその過程をどう登るか。
特別な才能も強い意志も必要なく、大切なのはルートを間違えないことだけです。
5,000万円は、学長自身が「誰でも到達できる」と言う水準です。
小金持ち山に登頂して思うのは、インデックス全力が1番楽なルートであること。
よく耳にする「インデックスと高配当の二刀流」や「個別株」「レバレッジ商品」に投資したところで簡単にはなりません。
私の感覚としては、傾斜が同じなのに道のりは長い、遠回りのルートです。
いつでも遠回りのルートに進めるのが、小金持ち山最大の難関です。
インデックス投資1本に絞ることは、最も楽で、再現しやすいルートを選ぶことです。
私自身も遠回りで登頂しました。
最初に買ったSPYを「高くなった」と感じて買うのをやめました。
その後は高配当株に切り替え、財形貯蓄には1,000万円以上を置いていました。
これは大きな遠回りでした。
それでも途中でインデックス1本にしたことで、最短ルートを進み登頂できました。
5,000万円が必要かは人によって違う
登る前から思っていたことが、到達して確信に変わりました。
お金の価値は人によって違います。
5,000万円が必要な人もいれば、必要のない人もいます。
やりたいことにかかるお金が少なければ、3,000万円で足ります。
それなのに5,000万円を目指せば、要らない分を積むために時間を使うことになります。
使う力があるから貯めたお金に意味が出る
やりたいことを我慢して、金額を追いかけてはいけません。
自分が価値を感じる使い方を知っているからこそ、お金の価値を引き出せます。
使うのを我慢して貯めると、そのお金から価値を引き出すのは難しくなります。
私も使うことを我慢してきたわけではなく、趣味を楽しみながら貯めてきました。
5,000万円を目標にする必要はありません。
やりたいことが決まれば、目指すべき金額は決まります。

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